今月9日・10日の2日間に渡り開催された"NO NUKES 2013"。
また色々なアーティストを知りつつ、震災や原発について考えさせられたな。

本当はこういうフェスがなくても大丈夫な位であってほしいけど、
まだまだ復興への道(闘いと言っても過言じゃないね)は険しいよな。

さてさて、昨年のフェスでは七尾旅人くんがガツンと来た感じだったけど、
今年はどうだろうな…ガツンまでは行かないけど、結構気になったのがコチラ。



Open Reel Ensemble (オープンリールアンサンブル)ですね。
多摩美大出身で、今や使われなくなった「オープンリール」を
見事に楽器として改造し、摩訶不思議な音を出す。

トークにはちょっとついて行けない点もあったけど、驚きと言うか
ワクワクする感じもそこにはあったなぁ。

あと



アイヌの伝統楽器「トンコリ」奏者のOKIさんと、女性ヴォーカルグループ
マレウレウも何か染みたなぁ。

パッと見で「琉球(沖縄)っぽい」って感じるかもしれないけど、高音が冴える
琉球音楽に対し、こちらはむしろ低く、声を張り過ぎないのが特徴的。
トンコリも澄んだ音でいいなぁ。

さてさて、今回のNO NUKESを見ながらつくづく思った事があって
…今回の出演者でも1つの声・1つの楽器でグッと掴むのがある一方で、
どんなに音を重ねて叫ぶように歌っても全く響かないものもあった。

それは決して音痴とかリズム感ゼロとかいう意味ではなくて、
楽曲に重さを感じない、音楽が持つチカラなり可能性なりが
実感としてない…って説明すると分かり良いのかな。
音を外しても惹きつけられる事もあるもんね。

今思えば、旅人氏の歌に一音だけで惹きつけられた、もっと言うと
1曲目『圏内の歌』の出だし ♪離れられない♪ の最初の「は」だけで
衝撃を受けたと言っても間違いじゃない感じで、1回聴いただけで
あのステージで演奏した曲を全て、断片的でも記憶していたよな。

今年気になったアーティストは、曲を記憶するまでは行かないにしても
そこで奏でられた音だったり声質だったりはしっかり記憶していた。
全く響かなかったアーティストの曲は記憶にも残っていない。

恐らく記憶にも残らないのは、曲に大きな特徴もないって事かもしれない。
特に今回は「雑音」としてさえも残っていないっていう実情もあるんだよね。

語れる筋合いにないだろうけど、ここまで感じ取れた事に自分でも驚いている。
TLで流れた称賛の声と裏腹にヘッドフォンを外したくなる時間帯も幾つかあった。

まぁ好き嫌いはあるかもしれないけど、この感覚は案外
信じて良いのかもしれないね。

さぁこれから派生イベントがあったり、また来年も…って話が出たりしますが、
どういう音楽に出会えるか、また、音楽に対してどういう風に
向き合っていけるのか、非常に気がかりなところです。